Pass The Message

人は人の喜びで、自分が生きがいをもつ生き物

第23回目の「人生の旅」メッセージは、安藤正遵さんからのメッセージです。
<天羽明恵さんからのリレーバトンが安藤正遵さんへ>

現在までのメッセージバトン
プロスノーボーダー&バーを経営する井原寛公さん→ プロスノーボーダー中井孝治さん→ プロスノーボーダー村上大輔さん→
ガールズプロスノーボーダー水木奈歩さん→ 野菜ソムリエのCanacoさん→ 「株式会社ブームプランニング」の中村泰子さん→ 
タレントの金森彩奈さん→音楽家の西村祐さん→ ピアニストの廻由美子さん→ 作曲家の斎藤友子さん→
クラシックパーカッション奏者の安江佐和子さん→ 世界を駆け巡るオペラ歌手 天羽明恵さん→
安藤歯科クリニック 院長 安藤正遵さんへ

それではメッセージ、スタート!!

実はずっと以前、私は歯科医という仕事がイヤで仕方がありませんでした。
それは、まず実家が歯科医院で、生まれたときから運命が決められていたというのもあります。
親に決められたレールを何とか外れたいと、もがきにもがいた18歳の頃。
しかし、他に特別優れているところもなく、消極的な理由で結局は運命を受け入れました。

何とか2浪の末ようやく東京の歯科大学に入ったと思ったら、更にモチベーションを下げる出来事が。
歯科という仕事が、歯を削って詰めるだけの、とても底の浅い仕事に思えたのと、先輩たちの一般医師へのコンプレックスです。
もっと本当の事を言ってしまうと、歯科医師にあこがれて、なりたくてなった人は、ほとんどいないのが現実でした。
とはいえ、偉そうなことは言えません。
私だってその一人でしたから。

でも、それがとんだ勘違いだとわかったのは、卒業後、1年ちょっとで開業したのちです。
1989年に、インプラントの勉強で研修に行った、スゥエーデンのイエテボリ大学で、私は衝撃の経験をします。
まず、当たり前ですが、歯科でもトップをひた走る人は、ひたすらカッコイイということ。
また、スゥエーデン人の指導医たちは、みんなすごい人たちなのに、
教授ですら日本と違って極めてフレンドリーで、まったく偉そうにしません。
そして、何よりそこのウルフ・レックホルムという歯学部長のリーダーとしての卓越した統率力。

「彼は私たちの全てよ」。

これはイエテボリ大学の、ある衛生士がいった言葉ですが、あれから22年が経っても、
私はこれ以上のリーダーへの褒め言葉を聞いたことがありません。

「自分も自分のスタッフにこんなことを言われたい!」
強烈にそんなことを思いました。

本当はインプラントの研修で行ったスゥエーデンでしたが、色んな意味で、
この研修旅行は私に歯科の面白さ、素晴らしさを知らせるきっかけとなってくれました。

その後、あることがきっかけで、咬み合わせで肩こりや腰痛のかなりの部分が治せるようになってからは、
歯科がますます面白くなりました。
この「安藤式咬み合わせ治療」ができるようになったおかげで、大学生のころ教員や先輩に刷り込みをされた、
“医師コンプレックス“はきれいさっぱりと取れました。
今は更に進化して、音声や滑舌に特化した治療も行っております。

普通の人はもとより、歌手や声優さんなどのプロフェッショナルですら、
“自分の声を“出すのに力がはいってしまっています。
私の調整は、その力みを取ってあげるのです。
言いかえると、「自分の声をらくに出せる」お手伝いをしているのですね。
時には、「自分の声を取り戻す」お手伝いをするときもあります。
この治療ができるのは、おそらく世界で私一人。
こりゃ、やりがいの塊ですよー。
とにかく、うちに来れば、患者さんの願いをかなえる。
それを念じて毎日仕事をしています。

人の生き方は、千差万別。
もちろん人によっては、“趣味に生きる“生き方もあるでしょう。
しかし、仕事ができないと、趣味がどんなに充実していても、人生は楽しくありません。
だって人の役に立ってないからです。

人は人の喜びで、自分が生きがいをもつ生き物です。

「自分がいることによって、人が喜んでくれる。
自分が必要とされ、社会に貢献している。」

この感覚は、仕事以外では味わえません。
どうせ仕事をするなら、徹底的にこだわり、お客さんに(私の場合は患者さんですが)喜んでもらいましょう。
常に相手の期待を上回る仕事を、自分の普通と位置付けておきましょう。
情熱を持った仕事を続けることによって、どんな仕事にも大きなやりがいと深みを感じることができるでしょう。
私にこのバトンを渡してくれた、素晴らしいソプラノ歌手である、天羽さんも同じことをおっしゃってましたね。
(ちなみに、私は彼女の歌声で初めてオペラが好きになりました)

仕事のジャンルに限らず、大勢の尊敬できる仲間や先輩に囲まれ、自分もただの歯科治療ではない、
人の人生に影響を及ぼす“深遠なる歯科”の道を、幸運にも歩めていること。
そしてその結果、人様のお役にたてていることに、とても感謝しています。

次のメッセンジャーは格闘家の大山峻護選手です。
年齢を重ねるごとに進化し、努力家でもある彼に、次のバトンを渡したいと思います。

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プロフィール
安藤正遵(あんどうまさゆき) 医療法人社団 健幸会 理事長
               安藤歯科クリニック 院長
1959年 香川県生まれ
1987年 東京歯科大学卒業
1989年 スゥエーデンイエテボリ大学でブローネマルクインプラントを学ぶ
1990年 最新の咬合学に疑問を持ち、咬み合わせと全身の関係を独自に研究開始
1996年 東京歯科大学にて専攻生として「咬み合わせ」の謎を解明するため、
      微生物・解剖・生理学・生化学などの 基礎研究を開始
2000年 西洋医学+気功・整体をも包括した、「安藤メソッド」完成
2004年 千葉工業大学大川茂樹教授とともに、「歯と音声の研究会」を立ちあげる
2009年 日本音響学会で「咬み合わせ治療による発声改善」を研究発表

現在
ノーベルトレーナー(インプラント・インストラクター)
ジルコニアインプラント認定医
厚生労働省研修指導医
専門は審美・インプラント・咬み合わせ治療

1959年香川県生まれ
親が歯科医のため、幼少のころから歯科医師になることを義務付けられ
東京歯科大学に入学。
しかし「歯科」という仕事に対して興味が持てず、大学2年時に劇団に所属し、
ダンサーになるが、その代償として大学の留年を経験する。
1988年、卒業後1年で開業し、1989年にはインプラントを学びに、
スゥエーデン・イエテボリ大学・ブローネマルククリニックに短期研修に行き、
そこで本当の「歯科」のすごさを知る。1990年からは、咬み合わせと全身の関係を独自に研究し、
1996年から4年半にわたって、東京歯科大学にて専攻生の立場で微生物・解剖・生理学・生化学などの
基礎研究を再度学び直す。
2000年には、気功・O―リングテスト・整体をも包括した、「安藤メソッド」の治療体系をほぼ完成させる。
2004年からは、千葉工業大学大川茂樹教授、および関係各位とともに「歯と音声の研究会」を立ちあげ、
2009年には日本音響学会で研究発表。
ただの治療ではなく、歯科治療をきっかけとした、人生を劇的に向上させる歯科医療をめざす。

安藤式咬みあわせ治療 体の不調改善 
1989年に、西洋医学の咬合学に疑問を抱き、その人の体が望む、真の正しい咬み合わせを求め、
東洋医学、整体、気功などを学ぶ。 1993年より1995年まで、体の変化を解明するため、
専攻生としての身分で、生理学・微生物学・解剖学・生化学を東京歯科大学にて再度学ぶ。
その間治療に訪れた患者数は600人を超え、その結果を、歯科雑誌アポロニアにて128人のデータを集計し、発表・連載をする。

咬みあわせ音声治療
患者さん達の中の、“声”を仕事にする人たちのすすめにより、2004年から、歯と音声の関係についての研究を、本格的にはじめる。
その結果、科学的な「歯と音声の関係」を実証し、現在は、歌手・俳優・講演家など、
声を職業とする人たちの喉の保全と音声向上に尽力している。
現在は千葉工業大学と共同で、治療前後の音声の変化の分析をすすめており、
2009年9月には、日本音響学会で”歯と音声”について発表をし、大きな話題となった。

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